2020.09.23 Wednesday 14:48

俳句らいふ

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俳句らいふ

 

9月22日放送より

(表記は俳句スパイスによる)

 

*最近の句会から

紫川口句会 8月例会 特選句

「秋天は洗ひ晒しの窓である」千鶴

 秋の空は非常に澄んでいる。

 澄み渡った秋空をどのように表現したら

 第三者に訴えることが出来るか、

 直接的でなく間接的・婉曲に言っている。

 窓そのものが洗ったばかりというところに目を付けた。

 秋の空は曇りのない窓であると捉えた。

 詩的な要素を持っている作品。

 

*リスナーの投稿作品より

「朝の庭高原にする夏の霧」関ヶ原

 家の庭が夏の霧によって高原のような感じがしたと捉えている。

  

「この菊の情報量は文庫本」ツナ缶 

 一般的な俳句からすると、菊を見てこのように捉える方はあまりない。

 色々な菊にまつわる、色々なことが文庫本一冊に値する。

 

「人界の一隅にゐて菊日和」振り子 

 小さな幸せを詠んでいる。

 この世(俗世間)の一隅にいて楽しんでいられる、

 菊日和でそのようないい日を送れることを感じている。

 命のありがたさを訴えている作品かと思う。

 

・今週の天・地・人

天「症状は重症の恋青蛙」マーガレット

 重症と言いつつ季語が青蛙なので

 恋に惑わされている中学から高校生くらいの少女のイメージが湧く

 青蛙は保護色で色が変わる 

 そういうことも含めて青に若さを鑑みながら

 季語として付けられた感じがする 

 

地「ふるさとの話をしよう夏の雲」マカロニ

 話しをしている相手がいる。

 相手が誰を想定するかによって内容が変わってくる。

 孫に対して祖父が話している情景などが浮かぶ。

 

人「それならば鯊日和でも大丈夫」ありんこジャム

  どういうわけか、何があったのか、何か約束をしたのか。

  何か色々な条件をクリアできる日を選んだ。

 「それならば」という出だしの形容が非常に珍しい。

 

〈十生俳句ポイント〉 

 「経験を下敷きに

  想像であっても構わない」

 

*番組ではみなさんからの作品募集しています。

 秋の兼題募集始めました。

 秋の兼題 「鰯雲」「木の実」「菊」「銀河」「秋の風」

 

 題にこだわらず自由題でももちろんOK。

 山主宰の選評は作句の上でも大変勉強になりますよ!

 ぜひチャレンジしてみて下さい。

 

投句は FM Kawaguchi(FM川口)「俳句らいふ」宛

メール pg@fm856.co.jp

郵送  〒332-0006 川口市末広1−11−2

FAX  048(222)0857

twitter でもOK!

 

FM Kawaguchi  85.6 MHz

放送時間 火曜日 午前9時〜9時20分 

再放送  火曜日 午後7時〜7時20分 

(スマホでは「リスラジ」、タブレットでは「位置ラジ」

 PCでは「サイマルラジオ」など、インターネットでも聴けます)

 

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2020.09.16 Wednesday 09:20

俳句らいふ

俳句らいふ

 

9月16日放送より

(表記は俳句スパイスによる)

 

*リスナーの投稿作品より

「菊纏う人形団子坂を行く」深川牡丹

 本郷駒込の団子坂

 昔菊人形の展示が随分あった

 

「ビー玉のはまる階段夏館」ツナ缶

 避暑にでも行った気分

  

「鱧食べて告白されてしまひけり」銀梨地 

 関西に行かれたか

 うれしい告白 奥ゆかしい感じ

 「鰻」だとイメージが違ってくる

 

「ざるうどん酸橘をかけて君にやる」ありんこジャム 

 自分ででなく君にやるというのがいい

 

・今週の天・地・人

天「江戸っ子で職人気質心太」奥の手

 べらんめえ調のテンポのあるしゃべり方が思われる

 心太ものどごしがよくて

 「江戸っ子の職人気質」とマッチしている

 

地「この先で左右を別つ夏燕」ドライアイ子

 「左右を別つ」で決意が感じられる 

 人間にも左右を別つような時期が何回かある

 燕は瞬間的に翻る 判断の速さを読み取っている

 思いを夏燕に託している

 

人「恋をするヤンマは池を旋回す」ふくふくパンダ

 相手を求めて池の上を何度も飛び回っている

 相手の見つからない寂しさも

 ヤンマの気持ちになってみる

 自分の気持ちをヤンマに託している

 

 

〈十生俳句ポイント〉 

 「人間中心だとなかなか作品が生まれない

  相手の気持ち、植物や動物の気持ちになってみる」

 

*番組ではみなさんからの作品募集しています。

 秋の兼題募集始めました。

 秋の兼題 「鰯雲」「木の実」「菊」「銀河」「秋の風」

 

 題にこだわらず自由題でももちろんOK。

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 ぜひチャレンジしてみて下さい。

 

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2020.09.09 Wednesday 09:20

俳句らいふ

俳句らいふ

 

9月8日放送より

(表記は俳句スパイスによる)

 

*リスナーの投稿作品より

「万緑や目標越える万歩計」かずのみや

 自分の目標がある 今日は越えてしまった

 万緑の美しさがもたらしたものではないか

 万緑がそうさせてくれた

 

「色鳥の一つ遅れて音符へと」ありんこジャム 

 「色鳥」秋の季語 

 固有の鳥ではない 秋に来る色の鮮やかな小鳥

 電線か何かに並んでいる小鳥たちの

 一つ抜けたものに音符として収まった

 

「紫陽花を愛でし男の笑顔ふと」にこやん 

 男と書いてあるので女性の側からの句

 こんな面もあったのかと

 男性に対する思いを改めたか 今までと違う見方

 「ふと」に女性の心理が働いた 

 

「自転車のカゴを溢るるラベンダー」みつばの花 

 ラベンダーを刈ってか買ってか、カゴいっぱいの花

 自転車を漕いでいる様子が見える

 

 

・今週の天・地・人

天「折り返し届いた手紙白い秋」(名無し)

 中国の五行思想で秋の色は白

 中国からの説を採って歳時記に入っている

 透明感がある

 悪い手紙だったらこんな感じはしない

 よい手紙だったのではないか 吉報

 

地「パーカーのフードの中に木の実かな」深川牡丹

 地面に落ちているのはたくさん

 ふとフードの中に入ってしまった

 自分が気が付かないで家でぽろっと出てきた

 その場で入ってしまったという現実的なものも

「パーカーのフードの中」にがおもしろい 

 

人「サイコロの一は赤くて鰯雲」マーガレット

 1の目を赤くしているのは日本独特とか

鰯雲との関係が難しいところがあるが

鰯雲が流れている秋の空との色彩関係

余計な事を言っていないところに意味がある

見てて何か思ったのでは

読み手がいろいろ考えるところを作者がねらっている

 

 

〈十生俳句ポイント〉 

 「俳句をやっている人はみんな初心者と思って

  臆せず投句を!!」

 

*番組ではみなさんからの作品募集しています。

 秋の兼題募集始めました。

 秋の兼題 「鰯雲」「木の実」「菊」「銀河」「秋の風」

 

 題にこだわらず自由題でももちろんOK。

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2020.09.02 Wednesday 09:20

俳句らいふ

俳句らいふ

 

9月1日放送より

(表記は俳句スパイスによる)

 

*リスナーの投稿作品より

「杉桶や入りて涼しき醤油蔵」奥の手

 蔵などは外の温度とだいぶ違う 

 入った瞬間ひやっとする温度差を感じ取った

 何代か続いているような醤油蔵

 杉桶を持って来て歴史のある蔵を引き出している 

 

「いつまでも続くしりとり夏薊」 バーバーぷりん

 小さい子同士か それを見ている親や祖父母か

 夏薊に特にこれという限定はないが、

 鋸の歯のような葉っぱに「切れる」のやや因果関係あるか 

 

「汗拭う鏡を見ながら運調べ」 マニキュア

 占いの好きな女性の感じ 

 いい一日でありたいという期待感

 

「胡麻の花細い手首は家系です」 にゃんわり

 手首の太さに家系が出ているという

 足首もあるが手首に持って行ききれいな仕上がりとなった

 胡麻の花のイメージが手首の細さに重なったか、

 逆にイメージを胡麻の花から引き出したか

 

・今週の天・地・人

天「波音と葉擦れの交差ハンモック」さえこ

 海があって近くに緑もある非常にいい場所にいる感じ

 ハンモックで休んでいる優雅な感じ 憧れてしまう

 気持ちが洗われる感じ いいところに目を付けた

 実際のことでなく願望でもいい

 願望を句にすることも差し支えない

 

地「峰々を従えている立葵」サイコロ

 本来なら峰々が立葵を従えていると見るのが普通

 逆の方法で作っている

 小さな立葵が大きな嶺嶺を従えている

 立葵から見た物の見方 

 写真などの構図としては遠近のあるいい構図

 

人「緑蔭と相性のいい文庫本」ミストレイン

 緑蔭で文庫本を読んでいる絵か、

 本を顔に寝ている絵か

 色々あるがとにかく相性がいい

 持ち歩くにもふさわしい

 大きい本は合わない感じ

 

〈十生俳句ポイント〉 

 「見えないものを見るのも俳句の一つの仕事」

 

*番組ではみなさんからの作品募集しています。

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 秋の兼題 「鰯雲」「木の実」「菊」「銀河」「秋の風」

 

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2020.08.26 Wednesday 09:20

俳句らいふ

俳句らいふ

 

*7月より放送曜日が火曜日となっています。

 ご注意下さい。

 

8月25日放送より

(表記は俳句スパイスによる)

 

*リスナーの投稿作品より

「花嫁のスポットライト濃紫陽花」マーガレット

 濃紫陽花「こあじさい」と読む

 美しい花嫁を紫陽花が一段と美しくしてくれる

 紫陽花がスポットライトの代わり

 

「草刈りの角が立つので止めておく」 振り子

 何をや止めるのか

 一緒に草刈りをしている人に何か言おうとして言わずにおくのか、

 隣の分まで刈ってしまおうかと思うがよしておく、など

 いろんな考え方がある 

 

「馬鈴薯の花の入った紙コップ」 ふくふくパンダ

 摘んですぐか家に帰ってのことか

 立派な花瓶より紙コップの方が似つかわしい

 紙コップを選んだことで馬鈴薯の花が主役になった

 言葉の選び方がよくできている

 

「緑さすサラブレッドの毛艶」 スピノザ

 「緑さす」は新緑

 その青葉とサラブレッドの毛艶

 色の対比がよかった

 

・今週の天・地・人

天「ラジオからあの時の歌夏の雲」テクマクマヤコン

 青空と雲の白さの対比もよい

 この句で一番大事なのは「あの時の歌」

 「あの時」とはどんなときか 想像させてくれる

 指示代名詞の効果が非常にある

 うれしかったか、悲しかったかが「あの時」にある

 夏の終わりの感じもしてちょっと淋しい 

 「あの時」をどういう風に想像するかによって変わってくる

 

地「息抜きの夏野原にはロバがいる」ツナ缶

 何か仕事の合間に野原に目を向けるとロバがいるという

 ただそれだけの情景だが、ロバがいることで

 息抜きがよくできるという感じが 気が休まる

 今の景か、昔の思い出の中の一つか

 おだやかないい光景

 

人「新しもの好きは変はらずパナマ帽」カモン

 新しいものに飛びつく人とそうでない人

 パナマ帽以外でも新しいものにチャレンジしていそう

 

〈十生俳句ポイント〉 

 「外出しずらい時期を、句を作る以外に

  詠むチャンスの時間と捉えて勉強も」

 

*番組ではみなさんからの作品募集しています。

 秋の兼題募集始めました。

 秋の兼題 「鰯雲」「木の実」「菊」「銀河」「秋の風」

 

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2020.08.19 Wednesday 09:20

俳句らいふ

俳句らいふ

 

*7月より放送曜日が火曜日となっています。

 ご注意下さい。

 

8月19日放送より

(表記は俳句スパイスによる)

 

*最近の句会から(通信の句会より)

 

「グッピーに際疾い話聞かせをり」 伯子

 子どもには聞かせたくない様な話も

 グッピーだからよい 気心知れた仲

 ひとり暮らし感

 

*リスナーの投稿作品より

 

「奥ゆかし少女をりけり石清水」 とけい

 今は少ないか 今の時代でなく過去の話でもよい

 清廉な感じ 石清水が流れている、掬って飲んでいるなど

 色々な情景が浮かぶ 奥ゆかしさを季語がアシスト

 

「それとなく告げた反応夏みかん」 知覚過敏

 意味深な句

 それとなく告げたがその反応があまりよろしくなかったのでは

 「告げた反応?」か「告げた反応!」か

 さっぱりか苦いか、

 夏みかんがどちらかの答かを示してくれている

 

「ペン先で突き合う仲シャーベット」 ありんこジャム

 クラスメイトのような、いずれにせよ仲良し

 そんな2人が一緒にシャーベットを頂いている 

 

・今週の天・地・人

天「初恋は今も有効咲くカラー」バーバーぷりん

 初恋に思いがある 印象が強い

 何かのたびに自分のエネルギーになる

 カラーの包まれているような感じ、優しさの中にいる感じ 

 

地「後悔のない今回の大夕焼」ふくふくパンダ

 今までは後悔ばかり

 今回に限っては後悔がない

 何か身の回りにあった

 大夕焼けの素晴らしさが後悔をないように導いてくれた

 物事が上手くいった

 

人「ひまわりの迷路の仲で手をつなぐ」キャリネコ

 子ども同士ではなく十代の友達同士の感じ

 

 

*番組ではみなさんからの作品募集しています。

 秋の兼題募集始めました。

 秋の兼題 「鰯雲」「木の実」「菊」「銀河」「秋の風」

 

 題にこだわらず自由題でももちろんOK。

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2020.08.12 Wednesday 09:20

俳句らいふ

俳句らいふ

 

*7月より放送曜日が火曜日となっています。

 ご注意下さい。

 

8月11日放送より

(表記は俳句スパイスによる)

 

*最近の句会から(通信の句会より)

 

「一発逆転一滴の香水」 みね子

 二句一章の作品。いろんな意味で幅広く読み取れる作品

 

 

*リスナーの投稿作品より

 

「滝しぶきワイングラスにうけている」 ふくふくパンダ

 場面設定がよい

 

「夏めいたガラス工房風通う」 ありんこジャム

 仕事前の工房の様子か

 窓を開けてこれから仕事が始まる気持ちのいい句

 

「四十雀音符の群れを連れてくる」 ツナ缶

 音符が生きている

 四十雀の白と黒のコントラスト 

 「群れ」が四十雀のいろいろな仲間と見た

 

・今週の天・地・人

「トマト持ち閉店中の店に着く」ふくふくパンダ

 不思議な句、「閉店」は休みなのか休業なのか

 コロナによるのか 業者なのか友人なのか

 謎が多い 謎を解くのが楽しい

 良くわからない感が読みがいろいろできる

 一つでないのが俳句の楽しさ

 

「苔の花鎌倉古道切通し」承知の助

 古い街道に切り通しがあり、苔の花が見える

 古都鎌倉をイメージした作品として評価

 

「コロナ禍に気高さ際立つ蓮の花」美豚

 コロナでみんなは苦しんでいるけれど

 蓮の花は凛と咲いて、際立っている

 朝の空気、コロナに対する思い、蓮の花に対する思い

 

*番組ではみなさんからの作品募集しています。

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 秋の兼題 「鰯雲」「木の実」「菊」「銀河」「秋の風」

 

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2020.08.05 Wednesday 09:20

俳句らいふ

俳句らいふ

 

*7月より放送曜日が火曜日となっています。

 ご注意下さい。

 

8月4日放送より

(表記は俳句スパイスによる)

 

*最近の句会から(通信の句会より)

 

「青時雨五所川原金木町」 ときみ

 「五所川原金木町」は太宰治の生家のあるところ

 それを敢えて言わない、言わないので、

 わからないと理解が難しいが背景を読み取る

 

「樹から気を取り込んでゐる滝の音」 

 大きな木には精神的、霊的なものが潜んでいる。

 自然豊かな場所で頂いた一句か 

 滝音を聞き涼しい気持ちになっている

 精神性の高い作品

 

*リスナーの投稿作品より

 

「次々と予定に × を雉子鳴く」 かくれみの

 コロナ禍を詠んだ句

 記号も文字の一つ、上手く使えばよい

 

「殻破ることの大切葱坊主」 いぶりがっこ

 人生に於いても俳句に於いても

 ずっと同じ殻に閉じこもっていると寂しくなる

 新しい世界に飛び出すことの大切さを訴えている

 葱坊主が若い人の喩えの感じもするが

 自分に対してもありたい言う願望も

 

・今週の天・地・人

「生卵割って黄身見る夏館」バーバーぷりん

 凝ったつくり 黄身は卵の黄身だが、あなたの「君」

 つまり目の前にいる「あなた」が含まれている

 多重性のある俳句

 さわやかな印象は夏館ゆえ

 

「灯を点し黄泉土を探す蛍かな」深川牡丹

 蛍は光る・灯るは常套だが

 黄泉の世界に行く入口を捜している

 転換が見事 レベルの高い作品

 

「書きためたものの放出夏木立」アルデンテ

 捨てることではなく、本か何かにまとめる

 夏木立の元でそういう想いにかられる

 

*番組ではみなさんからの作品募集しています。

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2020.07.29 Wednesday 17:53

俳句らいふ

俳句らいふ

 

*7月より放送曜日が火曜日となっています。

 ご注意下さい。

 

7月28日放送より

(表記は俳句スパイスによる)

 

*最近の句会から(通信の句会より)

 

「今日やけに島が近いぞ夏の空」 みずほ

 海の近くに住んでいて、

 いつも見ている島が今日は特別近く感じられる

 梅雨であった頃よりも空が晴れわたって

 島が近くに見える実感

 大分県の方の作品

  

「香水の遠ざかるほど佳人めく」 喜久

 男性とは目の付け所がちょっと違う

 すれ違った時に美しく上品な佳人という想像力が働いた

 ふり返って後ろ姿を見ているのでは


*リスナーの投稿作品より

「一缶の甘酒のため体操す」 ツナ缶

 甘酒はもともと夏負けしないように頂く夏の季語

 一缶頂くと太りそうだな、運動しておこうかなと言うところか

 

「城までは飛んで行けぬか初蛍」 美夏

 蛍はあこがれの的 

 特にこの頃は蛍は見られなくなっているが

 これは自然の蛍の感じ

 「飛んでゆけぬか」に蛍に対しての労りが出ている

 

・今週の天・地・人

「梔子の香りの中の太極拳」ふくふくパンダ

 大きな木の近くですると気がもらえるという

 梔子の香りのするところで太極拳が気持ちよさそう

 やっている自分でも、見ている自分でもよいが

 実際にしている私という方が内容的に濃くなる

 映像的によい

 

「バタフライ嬉々と飛び出す水の珠」くれよん

 水泳のバタフライで弾ける水がうれしそうに飛び出す

 視点がよかった

 スローモーションで見ているよう

 水の玉が真珠の珠のように美しい 

 ねらって「玉」でなく「珠」の漢字を当てている

 

「時計塔最近沈黙大夕焼」ありんこジャム

 全部漢字で失敗も多い中、成功している部類

 ひらがなを使わなくてもよい内容をよく摑んでいる

 コロナにより賑わいが減っている景が浮かぶ

 それとは関係なく美しい夕焼との対比が上手くでている

 

*番組ではみなさんからの作品募集しています。

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2020.07.22 Wednesday 17:53

俳句らいふ

俳句らいふ

 

*7月より放送曜日が火曜日となっています。

 ご注意下さい。

 

7月21日放送より

(表記は俳句スパイスによる)

 

*最近の句会から

・紫支部句会6月例会特選句

「その波の源はどこ青葉潮」 友光

 青葉の頃の荒くなった海の波が

 一体どこから起きてくるのか、大元はどこか・・・

 こどものような不思議な感じで海を見ている

 夢のあるファンタジックな作品

  

・紫支部句会6月例会特選句

「今夫婦いつまで夫婦走馬燈」 美智子

 長く連れ添った夫婦の実感

 ある程度年齢が達してこういう思いに至った

 「走馬燈」が時間の経過を表している

 幸せな夫婦の像


*リスナーの投稿作品より

「桜貝二枚あれども噛み合わず」 ツナ缶

 青春の思いが込められた様な感じ

 引き出しの中にしまってあったり

 実際に海辺で拾っている情景も浮かぶ

 いろんな角度から鑑賞ができる一句

 いずれにせよ「二枚あれども噛み合わない」

 というところが作者の言いたいところ

 

「SLを父と見ている木下闇」 ふくふくパンダ

 鑑賞の仕方が色々ある

 SLを父と一緒に見ていると鑑賞できるがそれだと少し弱い

 別な解釈では「SLのような力強い逞しい父」と比喩的にもとれる

 父に対する気持ちが出ている

 また小さな頃の思い出とも

 

・今週の天・地・人

「月面へ行くには捨てる夏帽子」バーバープリン

 夏帽子に夏らしいイメージが広がる

 その帽子を月面に行くには捨てるという決断

 月の美しさ

 決断力が何かの喩えか

 思い切りのいい作品

 

「羽蟻湧く真青な空を低くして」ローカル

 一斉に飛び立つ群れが空を低くしてしまう感じ

 幻想的な一つの景

 羽蟻は空に飛び立ち交尾し、雄は死んでしまう

 雄の悲しみが「低くして」あたりにでている

 

「肝心なあなたがいない水中花」愛こめ子

 ラジオネームと合わせて俳句の幅が出た

 思いのこもっている作品

 水中花が一種独特な雰囲気がある

 水中花の中にあなたがいないのか、

 その部屋にいないのかさまざまな解釈ができる

 季語が効果的な句

 

十生俳句ポイント

「俳句には答がない

 読む人がそれぞれの解釈をすればよい

 答が一つではつまらない」

 

*番組ではみなさんからの作品募集しています。

 夏の兼題 「更衣(ころもがえ)」「蛍」「蓮」「虹」

 

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