2017.11.24 Friday 12:40

第54回現代俳句全国大会

現代俳句協会創立70周年記念

第54回現代俳句全国大会

 

今年は現代俳句協会創立70周年記念の年にも当たり

11月23日(木)勤労感謝の日の祝日、

東京・帝国ホテル、3階富士の間において

第54回現代俳句全国大会が盛大に開催されました。

「全国俳句大会」の名にふさわしく、

参加者は当初予定の400名を大きく上回り800余名の会員が

全国より集いました。

当日は冬の雨のそぼ降るあいにくのお天気でしたが、

会場は俳句を愛する参加者の熱気に満たされていました。

 

現俳全国大会

挨拶をする宮坂静生会長

 

 

現俳全国大会

子供達の俳句をオリジナル楽曲で歌う「ジンマシンズ」

 

 

現俳全国大会

講評をする寺井谷子副会長

 

 

現俳全国大会

講評をする高野ムツオ副会長

 

 

現俳全国大会

現代俳句協会賞を受賞の恩田侑布子さん

 

 

現俳全国大会

 

協会各賞受賞者のみなさん

 

 

現俳全国大会

全国大会各賞受賞者のみなさん

 

 

現俳全国大会

講演の宇多喜代子特別顧問

 

 

現俳全国大会

シンポジウム「俳句の未来・季語の未来」

左二人目より

司会・神野紗希さん

宇多喜代子さん

パネリスト 夏井いつきさん

      岸本尚毅さん

      渡辺誠一郎さん

      小林貴子さん

 

 


2016.03.15 Tuesday 19:01

第13回埼玉県現代俳句大賞

 平成28年3月13日(日)、桶川市のさいたま文学館で、埼玉県現代俳句協会の定期総会が開かれ、第13回埼玉県現代俳句大賞(埼玉県現代俳句協会)が発表されました。

埼玉現俳総会
今回の応募は51編でした。受賞作品は以下の通りです。
大賞  「海のいろ」  久下晴美(紫)
準賞  「をみなら」  渡辺智恵(紫)
    「いつも枯野を」古橋淑子
優秀賞 「草紅葉」   前田美智子
    「明日から」  宮城留美子(紫)
    「幸せの粉」  柏木晃
    「土の声」   井上燈女
    「枯山水」   藤澤晴美(紫)
    
受賞者のみなさんおめでとうございます。
埼玉俳句賞受賞者
*「紫」の受賞者の作品は順次掲載します
  おたのしみに!
*2016/3/24 受賞作品リンク張りました!
当日一句会入賞作品より(抜粋)
油絵の山のでこぼこあたたかし    田中美佐子
山笑ふ猫にもありぬ診察券      加藤いさむ
春の雷武骨に雨を連れて去る     小林萬二郎
風船は天井にあり子は眠る      羽鳥たま江
動く田螺それを感じる他の田螺    後藤章 
記憶にはないが記録にはある霞    浅野都(紫)
自分がじぶんであるため陽炎へる   森壽賀子(紫)
落椿父は牛ほど寡黙なる       関田誓炎
蝶の羽触れて連山黙を解く      宮城留美子(紫)

2015.11.09 Monday 11:19

第46回埼玉文学賞 俳句部門受賞作品

2015年10月30日(金)、「彩の国・埼玉りそな銀行第46回埼玉文学賞」が発表され、「紫」無門集同人・浅野都さんが準賞を受賞されました。今回俳句部門では53編の応募があり、そのうち2作品が正賞なしの準賞となりました。授賞式は11月5日、さいたま市の「ラフレさいたま」で行われました。

受賞作品

夕焼け     浅野都

ホネオリゾンとなるかもしれない汗
大西日むかうに誰かゐるやうな
道行きと決めし人をり大西日
相愛である夕焼けと水平線
対岸は遠く及ばず戻る蛇
人が手を介せば蝉のまた飛べり
遠雷や頼みの綱が見つからぬ
定まらぬ域であるらし水を打つ
退く時のことも考ふ大花火
某日の大夕焼けが決め処
秋立つや適ふかぎりの石畳
夜の秋語り合ひゐる疼かな
石垣を今に残せし青蜥蜴
城あらば天守閣まで涼新た
秋暑し糸の通らぬ針の穴
本質を見抜けぬままの赤とんぼ
敷石の色なき風と香木と
濁り酒すなほな頃にはない揺らぎ
銀漢の溢るる零れ話かな
未来世の銀河界隈繁忙期

夕日




椏苑(あえん)にて    時田幻椏(げんあ)

椏苑在り誰が焚くかや春の香(こう)
梅ふふむ乳房真白く嬰児(こ)は赤く
蹉跌はあの青鮫の嗟嘆や臥竜梅
熊谷椿寄居て熾烈なる命
牡丹の重き蕾の腕にふれ
水撒けば水の香に寄る黒揚羽
初夏の槻の木下の椅子五脚
はじめ皆くさ色みどり花も実も
軽(かろ)き蚊に空気は重く打てば飛ぶ
かわほりの天まで昇る気配なし
億年の表敬蜥蜴我(あ)を身上ぐ
唖蝉の暗に降り初む尿(しと)と雨
雨に濡れ虫濡れて鳴く音(ね)の濡れてをり
台風一過一濁も無し月も夜も
一つ地にゐて荒草の花けふの貌
自分時(じぶんどき)渋の熟柿に鳥の寄る
生き暮れて捨て置く庭に福寿草
薄き雪陽を待たずして風に消ゆ
白タイル寒に乾きし鳥の糞
裸木を眺めて剪定思案せり


2015.03.09 Monday 16:56

第12回埼玉県現代俳句大賞

昨日桶川市のさいたま文学館で、埼玉県現代俳句協会の総会が開かれ、第12回埼玉県現代俳句大賞(埼玉県現代俳句協会)が発表されました。
今回の応募は31編でした。
受賞作品は以下の通りです。

大賞  「桐一葉」   盒極夫
    「闇」     神田春子
    「凍蝶の夢」  濱田晴美

受賞者のみなさんおめでとうございます。
*「紫」の受賞者の作品は、作品名をクリックするとご覧いただけます


当日句会結果

1位 老体の丸ごと傾ぐおぼろかな      前田美智子
2  膝に抱く猫に貫録水温む        久下 晴美
3  卒業やポケットに穴あいている     小川 紫翠
4  啓蟄や車内化粧はまだ半ば       阿部  功
5  雁帰る我が青春のあたりまで      田邊 則子
6  目の黒いうちは飯食ふ桃の花      桑原 三郎
7  どの顔もわたし見てゐる雛人形     長瀬 光江
8  マスクして鼻の先より眠くなる     越川ミトミ
9  啓蟄や少年が来て喇叭吹く       篠田 悦子
10  啓蟄やメルトダウンは地の底へ     黒沢 遊公
11  白魚の雫となりて消えにけり      福田太ろを
12  春野菜隣の席が騒がしい        田中 朋子
13  藪椿みんなそっぽを向いてをり     安田久太朗
14  雨くぐり春の雀として飛べり      浜田はるみ
15  茎立や問診票に「はい いいえ」    星野 和葉
16  芝焼きの火の高からず低からず     茂木 和子


花屋




2014.01.17 Friday 10:52

第35回星雲賞発表

 今年で35回目を数える星雲賞は、同人・会員の区別なく、純粋に応募された作品15句の競詠による「紫」の俳句賞です。今回は55編の応募がありました。作品は事前にすべて清記し直されるため、選考に臨む主宰・副主宰も選考会議が終わるまで作者が明かされることはなく、公平厳正な審査がおこなわれます。今回は一位の2作品が同点を獲得しましたので、正賞2名の受賞となりました。正賞受賞の渡辺さんは今回で3度目の受賞です。(星雲賞は「同一人の受賞はトータルで3回まで」のとの取り決めがあるため、渡辺さんは次回以降のご応募はご遠慮いただくことになりました)


結果は以下の通りです。


星雲賞  禱(いのり)ー雪に寄す   渡辺智恵
     踵そろえて         久下晴美

優秀賞  夏の行方          島村治子
     ふたり           豊永裕美
     深い呼吸          藤澤晴美


*星雲賞受賞作は順次掲載します。

星雲賞
主宰・副主宰と受賞者の皆さん










2013.11.25 Monday 10:03

「原発忌」 山崎十生主宰・句集刊行のお知らせ

 このたび山崎十生主宰の13冊目の句集「原発忌」が上梓されました。
平成23年3月11日に東日本大震災が起き、総合誌で緊急特集が組まれました。その際送稿した「春の地震(なゐ)などと気取るな原発忌」を始めとする作品や、その後「紫」や各紙誌等に発表した作品に加筆訂正し、第1章・瓦礫仏、第2章・赤べこと題し、100句にまとめたものです。

饒舌でないが故に逆に多くを語る、俳句ならではの力を存分に感じる作品集です。
俳句に親しまれている方はもちろんですが、俳句にあまり接したことのない方々にもぜひ読んでいただきたい句集です。

春の地震などと気取るな原発忌
虫穴を出づまだ何も変はってはゐない
せっけんを洗うことから原発忌
臨界を意識しているシャボン玉
霜柱滅する力蓄へる
赤べこや熱中症の瓦礫たち
滴りがつぎつぎ赤いべことなる
赤べこの由来は地震風入るる
万緑や赤べこ首を振りどほし
兄嫁と赤べこだけの夏座敷   (俳句スパイス抄出)

原発忌
山崎十生「原発忌」 破殻出版(1000円)

大変申し訳ありませんが現在、在庫切れとなりました。
 重版の予定はありません。













2013.10.15 Tuesday 18:17

埼玉県現代俳句協会吟行会

 2013年10月14日、第11回埼玉現代俳句協会吟行句会が開催されました。
開催地は金子兜太さんのふるさと、埼玉県皆野町。
当日は秋らしいよいお天気吟で、まさに吟行日和に恵まれました。
大会は77名の参加者で、会場に入りきれないほどの大盛会でした。

埼玉県現代俳句協会会長賞
仏より静かに十月桜かな        折原野歩留

秩父郡市俳句連盟会長賞
背伸びしてでっかい秋にぶらさがる   江口武夫

秩父郡市俳人連名副会長賞
どんぐりの落ちたるところよりドラマ  鈴木千鶴

上位入選句
秋澄んで秩父に空気食べに来た     桑原三郎
傘寿まだあそびの途中ねこじゃらし   小林カズエ
蓑虫と同じ空気を吸ってゐる      比留間節子
ぎんなんを踏んで骨太兜太の碑     横坂けんじ
秋高し深いところでつながって     山崎加津子

 
吟行
 
句碑
 
吟行会場




 

2013.09.24 Tuesday 10:46

現代俳句協会 新人賞・評論賞・協会年度作品賞

平成25年度の現代俳句協会 新人賞・評論賞・協会年度作品賞の受賞が出揃いました。
受賞作は以下の通りです。

近 恵  「ためらい」
 灯涼し足先に草ふれている
 青葉ざわめくノートに何か書きかけて
 滴りの音の溜まってゆく身体 ・・・

山田征司 「渡辺白泉私論『支那事変群作』を巡って」

大竹昭子 「残像」
 雑踏の中のさみしき素足かな
 青梅雨の青に染まりし首の冷え
 蛇の残像裏口を開けるたび ・・・

新人賞と評論賞は協会員以外でも応募できます。
来年はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。


シルエット







2013.01.21 Monday 10:33

第34回星雲賞発表

 今年で34回目を数える星雲賞は、同人・会員の区別なく、純粋に応募された作品15句の競詠による「紫」の俳句賞です。今回は54編の応募がありました。作品は事前にすべて清記し直されるため、選考に臨む主宰・副主宰も選考会議が終わるまで作者が明かされることはなく、公平厳正な審査がおこなわれます。今回は一位の2作品が同点を獲得しましたので、正賞2名の受賞となりました。正賞受賞の稲葉さんは今回で3度目の受賞です。(星雲賞は「同一人の受賞はトータルで3回まで」のとの取り決めがあるため、稲葉さんは次回以降のご応募はご遠慮いただくことになりました)


結果は以下の通りです。


星雲賞  二〇一二(にいれいいちに)の夏   稲葉明日香
     これほどのこと           福島ときみ

優秀賞  滴り       斉藤 久子
     ゑのぐ箱     長谷川昭子(てるこ)
     次の世      田中 朋見(ともみ)


*星雲賞受賞作は順次掲載します。

星雲賞受賞者
主宰・副主宰と受賞者の皆さん(後列)









2012.10.16 Tuesday 14:30

埼玉県現代俳句協会・川越吟行


10月8日(月・祝日)に、第十回・埼玉県現代俳句協会の吟行会が行われました。
吟行地は埼玉県南西部の川越市でした。川越市は「小江戸」とも呼ばれ、蔵造りの街並や菓子屋横丁など趣のある市街地・喜多院や時の鐘などの歴史的文化財など見所の多い街です。近年はNHK連続テレビ小説「つばさ」の舞台にもなりました。


当日高点句 (一部抜粋・順不同)

木の実落つ五百羅漢の千の耳     折原野歩留

秋日和蔵には昏い海がある      杉本青三郎

袋から麩菓子突き出る秋日和      原 雅子

精いっぱい生きていた頃蒸かし藷    戸田千草

鐘の音は何色だろう草の花       新井富江

秋冷や間口の広い刃物店        小川紫翠

余白ってこんなに広い空は秋      神田春子

爽やかやメタボ羅漢の臍の穴     佐藤貴白草

大方は旅人らしき寺の秋       加藤いさむ

足音は歴史の重さ萩こぼる       山田都詩

時の鐘非の打ちどころなき秋空     森壽賀子



うろこ雲
                   








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