2014.12.16 Tuesday 14:35

波留美の出番です

 「オーロラを見た」 若林波留美

 十月末、白内障の手術を受けました。その少し前に、新聞の投書欄で「白内障の手術中に、オーロラを見た」という記事を読みましたので、私にも見えるかと思っていたところ、本当に見えました。その方の記事では「故・御夫君から聞いて、いつか見たいと思っていた緑や紅の光りの帯が、極地へ行かなくても見えて幸せ」とあり「だから白内障手術は恐がらなくて良い」とありました。
 その手術の記憶が薄れないうちに詠んだのが次の句です。

 眼底に鯤ひそみをり天高し

 鯤(こん)は中国の古典『荘子』にある大魚の名。化して鵬という巨鳥になり、南冥へと飛び立ちます。手術後に眼底から鵬となり飛び去った鯤が、広い視野をもたらしてくれるよう、願いを托して詠みました。
 白内障の手術は恐くないことを、私もお伝えしたいと思います。

ひかり






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