2012.12.19 Wednesday 12:25

去年の紫 6

マグカップなら赤がいい雪女 根上かえる(紫 2012年3月号より)

人を惑わせ凍らせてしまうといわれる雪女。その雪女が、マグカップを持っているというのがユニークだ。きっとこの雪女は、今あたたかい部屋の中にいるはずだ。
しかも、カップの色は赤がいいという。自分の白い肌に一番映える色だからではないだろうか。
カップに満たされているのは、コーヒーか、ココアか、それともコーンスープか。
いずれにせよ、飲んだ瞬間女の体がしゅわしゅわと溶けていってしまいそうな、はかない予感もする。

豊永裕美(紫)


雪だるま






Comment:
2012/12/19 11:39 AM, らたさん wrote:
マグカップが欲しいのか、赤という色が欲しいのか?
「雪女」はいまも詩のことばとして生きているのか?
いろいろ考えてしまう。
2012/12/19 6:54 PM, haiku-spice wrote:
コメントありがとうございます。
とはいうものの、「雪女」が生きているのは俳句の中だけかもしれませんね。
2012/12/20 9:50 AM, らたさん wrote:
80〜90年代頃は「雪女」で1句作る発想が古い、なんて考えが主流だった記憶があります。しかし、いま「目に見えない存在」に対する考え方は変わってきている。たんなる季語としてではない「雪女」を考えたいと思います。そういうことをふまえた俳句という詩についての文章を、「紫」で誰か書いてくれないかなあ。
2012/12/21 10:00 AM, haiku-spice wrote:
コメントありがとうございます。
どなたか書いてくれますように・・・
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