2017.08.01 Tuesday 10:35

第27回彩の国ベガ俳句大会

去る7月29日、埼玉県川口市の川口総合文化センター・リリアにおいて、

埼玉県芸術文化祭2017協賛事業・第27回彩の国ベガ俳句大会が開催されました。

参加者は100名近くの盛会でした。

 

当日の講演は、松本から遠路、「岳」主宰で

現代俳句協会会長でもある宮坂静生氏においで頂きました。

 

「魅力ある俳句」について、

ご自身の俳句体験を経糸に、

戦後俳句の大きな流れを緯糸に、

具体的な例句も交えてのご講演は、

時に笑いも交えて大変わかりやすく、

あっという間に時間が過ぎてしまいました。

時間が許せばもっともっと教えていただきたい、

という思いに会場は満たされていました。

 

宮坂静生

ご講演の宮坂静生先生

 

 

 

*兼題入賞作品

 

埼玉県知事賞

脱いでも脱いでも噴水のままである   森壽賀子(紫)

 

埼玉県教育委員会教育長賞

風光る子に初めての背番号       出口良人

 

さいたま芸術文化祭実行委員会会長賞

花は葉にどの夕暮れを歩こうか     鈴木紀子(紫)

 

さいたま芸術文化祭実行委員会奨励賞

チューリップ中に入っていいですか  森田重子

啓蟄や地球に刺さるビルの数      宮本豊子

戦争は抜き足で来るはたた神      小金平佳代(紫)

 

埼玉県文化団体連合会会長賞

わたくしを少し抜け出すサングラス   小林敏子(紫)

 

川口総合文化センター・リリア館長賞

行間に水打ってより逢ひに行く     山田都詩(紫)

 

埼玉県現代俳句協会会長賞

鉛筆で画く風の音聖五月        稲葉明日香(紫)

 

埼玉県俳句連盟会長賞

片蔭を引っぱって行くトレーラー    柏木晃

 

ベガ

 

*当日席題入賞作品より

(席題「動」)

 

神代から動かぬ巨石雲の峰    鳥海美智子(紫)

動いても動かなくても汗をかく  盒欣子(紫)

賛美歌に仮死のぶんぶん動き出す 寺内佶

一村のこぞりて動く祭囃子    小山八寿子

夕蟬は海鳴りに似て闇動く    越川ミトミ

炎昼や火焔に坐せる不動尊    出口良人

動揺を隠し通せぬサングラス   吉野日出美(紫)

 

 

次回第28回ベガ俳句大会は、

2018年7月29日(日)、同会場での予定です。

会派を越えて俳句に触れ合う貴重な一日です。

来年もまた多くの方のご参加をお待ちしています。

 

 

 

 


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