2019.08.23 Friday 15:42

紫季語さんぽ

紫季語さんぽ 8月

 

花火

揚花火闇がだんだん澄んでくる   十生

長生きして囲いの中の遠花火    都詩

手花火や魔法の解ける音がする   晴美 

 

八月

八月や牛乳パックパックリ開ける  まさる

八・一五集まってくる遠い顔    紀子

八月や些細なことが気にかかる   みね子

 

水を打つ

わたくしも植物でした水を打つ   ときみ

正解の無き哲学や水を打つ     友光

水打ってこだわりひとつ捨てました 和美

 

みんみんやそうも力説されちゃうと 宣代

はじまりは透明な息蟬生るる    志津子

今朝もまた母ではじまる蝉時雨   良江

 

空蝉

空蝉の生きた証しの目玉かな    明日香

水の辺に水は語らず蝉の殻     とし子

空蝉の背より微かな波の音     みちこ

 

涼し

水底のごときやすらぎ月涼し    久子

決断の涼しき顔となりにけり    ふさ江

ホチキスの指に涼しき備忘録    珠江

 

水澄む

水澄むや傷つくことを怖れない   壽賀子

百万の味方となるか水の澄み    壽子

生も死も平行線か水澄めり     千鶴

 

(「紫」2018.11 No.894 より)

 

連絡先 *紫発行所・山十生

「紫の会」

住所       〒332ー0015 川口市川口5ー11ー33

TEL/FAX   048-251-7923

E-mail

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( 9:30-20:00 時間外の送信はご遠慮下さい)

 

「俳句スパイス」

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( 24時間:返信には時間のかかることがあります)

     TEL&FAX 048-251-7923 

 

 


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