こんにちは🤗
♪雪が溶けて川になって流れてゆきます。つくしの子が恥ずかしげに顔を出します。もうすぐ春ですね〜、恋をしてみませんか?♪
てなことで、記念すべき10回目のかくれんぼは…去年の春を探しに出かけませう。どんなみ〜つけた♪があるか、お楽しみに❣️
………🌸………🌷………🌸………🌷………
🟣2023年6月号 No.949🟣
◯しゃぼん玉己弾ける音聞かず
山?十生
季語→しゃぼん玉。普通は春らしくほんわかしたイメージのしゃぼん玉なのに、、です。己が弾ける、つまりは己が消えるその音を聞かず、と。周りがその音を聞いた時には、無となっている。でもね、弾けた後にはキラキラと美しい光が辺りを照らすのを、私は知ってます。
◯銀河系背後はきっと陽炎系
渡辺まさる
季語→陽炎。銀河系の背後って考えたことがないのですが、きっと宇宙が広がっているのでしょう。でも、この句の陽炎系という言葉が、妙に説得力があって、あたかも地上の陽炎系から銀河系にも行けるんじゃないかと…。そんな、春の昼の夢かもです。
◯底知れぬものを抱へし流し雛
森壽賀子
季語→流し雛。こちらの句もまた、流し雛のイメージらしくない。いや、穢れを祓うことを考えれば、正しく表現されているのかもです。底知れぬものを流し雛に託した女性は、はたして、倖せなのでしょうか。
◯春の雪ラー油の瓶の蓋真っ赤 宮城留美子
季語→春の雪。寒さで赤くなった手とか耳、店内の湯気が見えてくる。ラーメン食べたい。
◯北窓を開く戦争の終り方 福島ときみ
季語→北窓開く。春が来たから北窓を開くように、春が来たから戦争を終う。それだけ。
◯燃え盛る野火に道あり舌のあり 大滝徳美
季語→野火。野火の動きを舌の動きと捉えた感覚に脱帽です。あれは地球を舐めてたんだ!
◯なりゆきに身を任せゐる薄氷 後藤宣代
季語→薄氷。薄氷に川の水が触れて、小さな音をたてる。まさしく、身を任せゐる、です。
◯風光る一万歩まであと百歩 ?橋敏子
季語→風光る。なぜか励ましたくなる句。あと百歩が近いのか、遠いのか。頑張って〜!
以上、乱文にて失礼いたします。蘭丸筆🖌️
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埼玉県現代俳句協会定期総会
3月20日(水)、桶川市のさいたま文学館ホールにて、令和6年度埼玉県現代俳句協会定期総会が開催され、令和5年度の報告と令和6年度の計画が了承されました。併せて「第21回埼玉現代俳句大賞」の表彰も行われ、その後1句持ちよりの句会も行われました。
1)総会では現在の地区ブロックの統廃合を伴う再編が提案され了承されました。また埼玉県現代俳句協会独自の会員制度が新規導入の運びとなりました。
事業計画としては7月にさいたま文学館において第46回第玉俳句大会が、10月に熊谷において第22回吟行俳句大会が予定されています。
2)第22回埼玉現代俳句大賞
大賞 「ゆくりなく」北上正枝
準賞 「くにやり」 高木宇大
佳作 「近所」 田口武
「星の匂い」 宮城留美子
「影よりも濃く」古橋淑子
「眩しいのに」森由美子
(大賞受賞作品は4月発行の会報誌に掲載予定)
3)当日1句会(上位入賞句)
1位 「喉という不思議な楽器浮かれ猫」北上正枝
2位 「亀鳴くを待つにんげんに少し飽き」折原野歩留
3位 「肌荒れの目立つ裸婦像桜東風」石井喜恵
泣きそうなくらいに花が揺れている 藤澤晴美
蒲公英の絮を集めて空を飛ぶ 青木鶴城
縄抜けの術など春の砂あらし 鳥山由紀子
蝶蝶は一頭二片頭痛 金子和美
朗らかや赤子の握る春の風 渡辺樹音
ニッポンの痩せ地にあまた仏の座 関根道豊
剥がされた御空のうろこ桜貝 杉本青三郎
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俳句イン秩父作品募集中!
令和6年5月25日(土)
秩父市市民会館において
「秩父で俳句を作ろう
俳句イン秩父」が開催されます。
当日席題句の他に、現在大会に向けて事前応募句受付中です。
どなたでもご応募いただけます。たくさんの作品をお待ちしています。
作品 2句1組(応募はおひとり様1組のみ)
*住所・氏名・電話番号を明記
投句料 1,000円(作品に同封)
締切 令和6年4月30日(火)必着
宛先 〒368-0044 埼玉県秩父市本町2−2
「俳句イン秩父」事務局
*昼食・お茶をご用意します。
投句用紙に出欠をご記入ください。
お問合せ:
住所 〒332ー0015 川口市川口5ー11ー33
TEL/FAX 048-251-7923
(受付時間 9:30-20:00 時間外の送信はご遠慮下さい)
「俳句スパイス」
contact@haiku-murasaki.jp
( 24時間受付:返信には時間のかかることがあります)
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紫さいたま句会
「紫」の二つある本部例会のうちのひとつ。
毎月第二日曜日/浦和パルコ
(市民活動センター or コミュニティセンター)
(JR浦和駅東口)
午後1時から4時30分に開催しています。
各自自由題で3句出句・8句選。会費1,000円。
*次回 4月13日(土)予定 曜日注意
会場 浦和パルコ10階 第12集会室
3月定例会
主宰作品
求道には程遠けれど陽炎へり 十生
山崎十生主宰選
天 春一番カラーコンタクトの抵抗 摩耶
地 三月十日リポビタンをもう一本 ときみ
人 小春日や背中合はせの仲直り 順
秀逸
沈丁花をんなの部屋に遺影あり のぞみ
ありきたりの謝辞繰り返す余寒かな 宣代
かげろふが身をよぢりては守るもの まさる
渡辺まさる編集長選
天 三月十日リポビタンをもう一本 ときみ
地 陽炎の奥ちらちらと陰陽師 喜久
2024年3月10日
お問合せ:「紫の会」
住所 〒332ー0015 川口市川口5ー11ー33
TEL/FAX 048-251-7923
( 9:30-20:00 時間外の送信はご遠慮下さい)
「俳句スパイス」
contact@haiku-murasaki.jp
( 24時間:返信には時間のかかることがあります)
]]>埼玉現俳句会(ネット句会)のお知らせ
第38回 埼玉現俳句会
3/12(火)AM8:00 句会オープン・投句開始
3/15(金)PM23:00 投句締め切り・選句開始
3/20(水)PM23:00 選句締め切り・結果発表
3句投句(無季可)・5句選句(特選1句・並選4句)
*埼玉県現代俳句協会の協会員でしたら
どなたでも参加できますのでぜひご参加下さい。
*初めての方は事前に新規登録が必要です。
詳しくはこちら。
*埼玉県現代俳句協会員になるためには
現代俳句協会に入会する必要があります。
入会案内はこちら。
連絡先 *紫発行所・山?十生「紫の会」
住所 〒332ー0015 川口市川口5ー11ー33
TEL/FAX 048-251-7923
( 9:30-20:00 時間外の送信はご遠慮下さい)
「俳句スパイス」
contact@haiku-murasaki.jp
( 24時間:返信には時間のかかることがあります)
]]>
紫川口句会
「紫」の二つある本部例会のうちのひとつ。
毎月第一日曜日、川口市立西公民館(JR川口駅西口・徒歩5分)で
午後1時から4時30分に開催しています。
各自自由題で3句出句・8句選。会費1,000円。
次回は4月7日(日)
*新型コロナ感染状況等により変更もあります
主宰作品
節榑(ふしくれ)の氷柱が売りの館かな
山?十生主宰選
天 朗読と音読の差雪解川 淑子
地 身を以って濡れ衣晴らすしゃぼん玉 千鶴
人 瓦礫の山にわずかばかりの雪 葦
秀逸
春宵の見届けたいものがある 邦子
木瓜の花やがておつりは死語になる 邦子
春うらら攻めていたのに攻めを負う 都
渡辺まさる編集長選
天 陽炎はそもそも自傷行為かな 十生
地 春宵の見届けたいものがある 邦子
(20242.4)
お問合せ:
住所 〒332ー0015 川口市川口5ー11ー33
TEL/FAX 048-251-7923
( 9:30-20:00 時間外の送信はご遠慮下さい)
「俳句スパイス」
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( 24時間:返信には時間のかかることがあります)
]]>「紫」2024年3月号 大道無門
(「紫」3月号抄 ベスト5&佳句) 山?十生 選・評
心音を土に馴染ませ冬眠す 西本明未(無門集)
悔いが残っている枯葉はないのか 宮澤順子(山紫集)
着想が肝要だと先師関口比良男は常常説いていた。着想が悪ければ、その作品が幾ら技術的に万全であっても着想の度合いで評価は下がってしまう。着想が10であって表現が伴えば評価は10になる。着想という点でも掲句は群を抜いている。悔いなく枯れる祈りの句。
目を瞠るほどの凛々しさ霜柱 鈴木千鶴(無門集)
二三羽でよかろうものを子連れ鴨 村木友好(無門集)
鴨の多くは、六、七羽で連なっているのをテレビの画面や湖沼などで見かける。掲句の上五、中七の措辞からすると日本の家族構成の変遷と重ね合わせてみることが出来る。今日では、ひとりっ子の家が多い。また核家族化の傾向が強くなって来ているから余計だ。
開戦日戦後生まれの家族です 高橋晴美(山紫集)
* * *
龍門集
ブランデー紅茶に振ってレノンの忌 渡辺まさる
無門集
波音がきこえなくなる冬銀河 かみのみずほ
言い分けをマスクの中で考える 木村成美
冬銀河ひとりづつしか渡れない 久下晴美
潔く散ったわけではない木の葉 後藤宣代
その駅から乗って来た凍えるコート 小林邦子
雪吊りの目移りしたる空模様 斉藤順
出刃を手に捌く太刀魚一メートル 島田良江
とめどなき落葉ボランティアの無言 ?橋姜子
冬花火シャンパングラスに閉じ込める 福島ときみ
福達磨きちんと生きてちゃんと死ぬ 藤澤晴美
寒波来て祈りたくなる筆ばかり 依田壽子
山紫集
ふくよかな尻もちの跡だいこ引き 山口洋子
極月の階段やけに急である 吉野日出美
信じたいものだけ信じ山眠る 若山一美
掌に蜜柑ひとつの重さかな 石割ふじ子
ひもじいと聞こゆることも虎落笛 内田幸彦
冬眠の気配きはまる切通し 大塚美代子
目つむれば何時でも会へる式部の実 小高政子
咳抑え瞬きこらえ審判服 齋院志津子
どんな事件にも前夜あり雪積もる 篠原葦
冬眠は音の届かぬ深さまで 島野靖子
大枯野枯れねば出来ぬ事もある 清水たまき
空回りするは覚悟の竜の玉 原田寿美
落葉踏む音は音無きより淋し 深沢ふさ江
冬木立完全武装乳母車 望月のぞみ
新星集
数へ日の三分長し砂時計 山本美恵子
(「紫」2024年3月号・NO.958号より)
お問合せ:「紫の会」
住所 〒332ー0015 川口市川口5ー11ー33
TEL/FAX 048-251-7923
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「俳句スパイス」
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]]>紫3月号は発送済みです。
配送業者の変更により遅延が出ています。
まだお手元に届いていない方はもうしばらくお待ちください。
]]>龍門集より
星辰3 山?十生
空っぽも大切なこと大枯野
日が暮れて半人前の雪だるま
裸木に弾痕空が蒼すぎる
露の玉 渡辺まさる
ザブンザブン心に寄する冬の波
レモン齧って地球をぐるり歩く
?無月 森壽賀子
忘れたいのに忘れられない十二月
最後まで力を抜かぬ枯蓮
(「紫」2024年3月号・NO.958号より)
お問合せ:
住所 〒332ー0015 川口市川口5ー11ー33
TEL/FAX 048-251-7923
(受付時間 9:30-20:00 時間外の送信はご遠慮下さい)
「俳句スパイス」
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( 24時間受付:返信には時間のかかることがあります)
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*新型コロナの感染状況等によっては変更もあります。
事前にご確認下さい。
3月 2日(土) 土曜句会* 松山市民活動センター 午前9時
3月 3日(日) 紫川口句会* 川口市立西公民館 午後1時
3月 5日(火) 万年青の会 川口市立前川南公民館 午後1時半
3月 6日(水) 秩父むらさきの会* 秩父宮記念市民会館 午後1時・自主句会
3月10日(日) 紫さいたま句会* 浦和パルコ10階 午後1時
注・先月から会場が変更になっています
3月11日(月) さくら草句会* 浦和パルコ10階 午後1時
3月15日(金) 牧の会 さいたま市立尾間木公民館 午後1時 ・自主句会
3月16日(土) ミューズ* 川口市立西公民館 午後1時
・曜日、会場注意
3月19日(火) 句楽会* 川口市立西公民館 午後1時
3月24日(日) むらさき西句会* 川口市立西公民館 午前9時
他(通信句会など)
紫通信句会* 3月5日(火)〆切 作品4句 兼題「十」
・兼題は自由参加
虹の会 3月15日〆切(通信添削講座)
しらゆり俳句会* 随時(通信添削講座)
*のついている句会の指導者は山崎十生主宰です
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🟣2021年、2022年、2023年/7月号🟣
○龍門集より○
花冷や梵鐘を撞く修行僧
葉桜の下でこそ道展けたり
湖の水が桜になってゆく …山?十生
さくら散る残心といふ見えぬもの
また来ますきっと来ますと散る桜
音のなき時間空間桜散る …渡辺まさる
マンネリといえど永遠花吹雪
飛花落花やっておかねばならぬこと…鈴木紀子
咲き急ぐさくらさきたま幸くあれ
蘂すでに地と語らふさくらかな …若林波留美
手と手と手はなさないでね花筏
一芸に徹してゐたる花吹雪
筋書きは空白のまま飛花落花 …森壽賀子
○行雲流水より○
死は死んでみねば分らぬ初桜…深沢ふさ江
さくらさくら能書なんて後回し…久下晴美
花は葉に比良男遠のくばかりなり…折原野歩留
落日に沈み切れない桜道…清水たまき
ドーパミン増やす桜の好感度…国田育子
成長の証の「さよなら」花は葉に…山田都詩
花時雨ライオン像もマスクして…原博子
工房に轆轤の音や花は葉に…土田淳孝
○大道無門より○
花筏何かを加え動き出す…桝村節子
十分に迷ひ桜に戻りけり…鈴木紀子
散り尽くす花は大地を信じつつ…浅野都
雀ぐらいいてほしい空桜咲く…篠原葦
花冷や今日から使う血圧計…?橋姜子
風に組み風が舵とる花筏…かみのみずほ
サイフォンで淹れる珈琲花曇…藤澤晴美
花吹雪上手に力抜けました…渡辺智恵
沈黙は賛成花の枝分れ…宮澤順子
…………☆…………☆…………☆……………
さて、今年は春が早足です。季節はずれの暖かさとか、春一番とか…。きっと桜前線も早いに違いありません。そこで2021年、2022年、2023年の7月号の中から、桜の季語の句たちたちをまとめて見つけました〜❣️
初桜から花筏、桜蘂etc…。今年はどんな桜、そしてどんな名句と出会えるのでしょう。今から、楽しみです〜☆ 蘭丸筆🖌️
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「紫」2024年2月号 大道無門
(「紫」2月号抄 ベスト5&佳句) 山?十生 選・評
壁といふ奈落に天が高すぎる 渡辺智恵(無門集)
考えても出ない結論花すすき 木村成美(無門集)
人間として生まれたことに感謝したい。他の生物であったとしたら、いつも身の危険に曝されていなければならない。そして、人間は特別な智恵を授かっている脳を持っている。これが悩みに繋がってゆく。結論を出せない自身を芒は焦ったくも思っている。
移ろふこと移ろはぬことゐのこづち 藤澤晴美(無門集)
拗ね言も甘え垂れるも名草枯る 村木友光(無門集)
雪吊りのどの結び目も懈怠なし 鈴木千鶴(山紫集)
* * *
龍門集
転がって一旗あげる露の玉 渡辺まさる
無門集
定まらぬままの輪郭蓮は実に 浅野都
泡立草いまが盛りの孤独かな 岩切雅人
凩に今を生きよと諭さるる 大滝徳美
親社長息子専務の夜業かな 折原野歩留
流星しきり切り岸に立つ牝鹿 後藤宣代
願ってもない褒め言葉冬薔薇 斉藤順
天高し棄てられぬもの棄てに行く 早乙女文子
しぼり出す絵具鮮やか秋惜しむ ?橋姜子
澄みすぎて息もてあます秋の空 西本明未
手を広げ空を飛ぶ夢黄落期 細井美人
寄る風を避けるも追うもなく芒 宮城留美子
山紫集
ポリシーは木の実を避けて歩く事 吉野日出美
なるほどねクスリはリスク天高し 若山一美
木枯らしや原発支ふ活断層 内田幸彦
天高し帰るところのない私 金子和美
意地のようなもの見せながら色葉散る 国田育子
実南天いいこと一つあればいい 齋院志津子
トンネルを抜け見開きとなる山燃ゆる 篠原葦
淋しいを言葉にすれば小鳥来る 清水たまき
道元忌父の名付けし名は道子 鈴木浮葉
バス停の熊の行く先帰る先 鈴木淑子
するとどうだろう血がにじんだ雪見 宮澤順子
新星集
いい人は身近にいるぞ寒鴉 神野夢彦
新松子坂道ダッシュ二十回 瀬山嘉子
霜柱石筍になりたくて背のび 保坂洋子
己が音聞きたく落つる木の実かな 松原明子
(「紫」2024年2月号・NO.957号より)
Photo by Fu
お問合せ:「紫の会」
住所 〒332ー0015 川口市川口5ー11ー33
TEL/FAX 048-251-7923
( 9:30-20:00 時間外の送信はご遠慮下さい)
「俳句スパイス」
contact@haiku-murasaki.jp
( 24時間:返信には時間のかかることがあります)
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紫さいたま句会
「紫」の二つある本部例会のうちのひとつ。
毎月第二日曜日/浦和パルコ
(市民活動センター or コミュニティセンター)
(JR浦和駅東口)
午後1時から4時30分に開催しています。
各自自由題で3句出句・8句選。会費1,000円。
*次回 3月10日(日)予定
・先月から会場、開催曜日ともに変更になりました。ご注意ください。
1月定例会
主宰作品
ときをりは脱力すべし雪解川 十生
山崎十生主宰選
天 そこから抜け出すには朧しかない 順子
地 梅園の崖っぷちまで海だった 葦
人 苗札は気まずい状況を打開 順子
秀逸
意味なんてないのが意味だしゃぼん玉 順子
虎落笛明日は今日の俺でない まさる
器にも命ありけり桃の花 珠江
渡辺まさる編集長選
天 そこから抜け出すには朧しかない 順子
地 梅園の崖っぷちまで海だった 葦
2024年2月11日
お問合せ:「紫の会」
住所 〒332ー0015 川口市川口5ー11ー33
TEL/FAX 048-251-7923
( 9:30-20:00 時間外の送信はご遠慮下さい)
「俳句スパイス」
contact@haiku-murasaki.jp
( 24時間:返信には時間のかかることがあります)
]]>龍門集より
星辰2 山?十生
それとなく力まず力む霜柱
凩と昵懇(じっこん)になる塞の神
龍淵に潜む波紋の拡がれり
露の玉 渡辺まさる
転がって一旗あげる露の玉
朝風が真っ白にする薄原
?無月 森壽賀子
言霊のいっぱいつまってゐる木の実
?渡し終へたる後の疼きかな
(「紫」2024年2月号・NO.957号より)
Photo by Fu
お問合せ:
住所 〒332ー0015 川口市川口5ー11ー33
TEL/FAX 048-251-7923
(受付時間 9:30-20:00 時間外の送信はご遠慮下さい)
「俳句スパイス」
contact@haiku-murasaki.jp
( 24時間受付:返信には時間のかかることがあります)
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紫川口句会
「紫」の二つある本部例会のうちのひとつ。
毎月第一日曜日、川口市立西公民館(JR川口駅西口・徒歩5分)で
午後1時から4時30分に開催しています。
各自自由題で3句出句・8句選。会費1,000円。
次回は3月3日(日)
*新型コロナ感染状況等により変更もあります
主宰作品
余談だが恋のことなど冴返る 十生
山?十生主宰選
天 一番の問題点を凧にする 順子
地 ふりだしに戻ればいいさかいつぶり 政子
人 荒川を絹ごししたる寒月光 葦
秀逸
綿棒が春待つごとく並び居り たまき
大いなる雑談力や日向ぼこ 智恵
戦勝などこの世にはなし揚雲雀 たまき
渡辺まさる編集長選
天 太く生きよと初夢に諭される 伊津子
地 一番の問題点を凧にする 順子
(20242.4)
お問合せ:
住所 〒332ー0015 川口市川口5ー11ー33
TEL/FAX 048-251-7923
( 9:30-20:00 時間外の送信はご遠慮下さい)
「俳句スパイス」
contact@haiku-murasaki.jp
( 24時間:返信には時間のかかることがあります)
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