2013.06.28 Friday 12:02

第23回彩の国ベガ俳句大会

 第23回彩の国ベガ俳句大会のお知らせ
*埼玉県芸術文化祭2013協賛事業
*「紫」創刊70周年記念大会

日時   2013年7月15日(月・祝)
     11時受付開始、開会1時

会場   川口総合文化センター リリア11回大会議室
     JR京浜東北線川口駅西口徒歩1分

会費   1000円(当日受付)どなたでもご参加頂けます

講演   恩田侑布子先生(俳人・「豈」「西北の森」「酔眼朦朧句会」)

席題   当日出題一句(正午締切)
     川口市長賞外20位まで
     一句高点制・同一人入賞の場合は上位のみ顕彰


第22回大会 入賞作品から(席題「川」)

未来図にまだある余白天の川      鈴木紀子
一本の退屈な杭川蜻蛉         岡田淑子
川一つへだてしかの世螢飛ぶ      根上空間

     
*どなたでも参加できます。事前申し込みは必要ありません。ふるってご参加ください。
 お問合せ 紫の会


クローバー











2013.06.25 Tuesday 17:06

句会のご案内

2013年7月の句会予定


7月1日(月)   すみれ会*
          午後1時 さいたま市立仲本公民館

7月2日(火)   万年青の会
         午後1時30分 川口市立前川南公民館 


7月3日()   貴船菊の会* 
          午前9時 秩父市立芸術文化会館

         さつき会*
         午後1時 秩父市芸術文化会館

         *今月から曜日・会場が変更になりました

7月6日(土)    土曜句会*
         午前9時 東松山市・中央活動センター
      
         窓の会
         午後1時 さいたま市立田島公民館(自主句会)


7月7日(日)    紫川口句会* (紫本部例会)
         午後1時 川口市立西公民館

7月8日(月)    さくら草句会*
          午後1時 さいたま市立仲本公民館

7月9日(火)    ひだまり句会*
          午前10時 西川口コミュニティサロンひだまり
        
7月11日(木)      をまぎ句会*
           午後1時 さいたま市西区プラザイースト

7月17日(水)     句楽会*
           午後1時 川口市立西公民館

               牧の会
           午後1時 さいたま市立尾間木公民館

          紫苑の会 
           午後1時30分 越谷市立大袋北交流館

7月20日(土)      ミューズ*
           午後1時 川口市立栄町公民館

           めぶき句会
           午後1時 さいたま市立桜木公民館

7月21日(日)   虹の会
           午後1時 越谷市立北越谷公民館

7月24日(水)    月光の会*
           午前9時 川口リリア11階
                            
7月25日(木)    句遊会
           午後1時30分 さいたま市立善前公民館

7月27日(土)    東京むらさきの会 
          午後1時 御徒町2丁目会館

7月28日(日)      むらさき西句会*
           午前9時 川口市立西公民館
    


その他       紫通信句会*     
          7月10日(水)締切     作品5句(郵送)

*のついている句会の指導者は山崎十生主宰です
 「東京むらさき」以外の句会場はすべて埼玉県内です

7月15日の「彩の国ベガ俳句大会」のため今月の「さいたま句会」は休会です



お問合せ 紫の会


錦鯉







2013.06.21 Friday 15:35

第35回埼玉俳句大会のご案内

 第35回埼玉俳句大会

『協会員以外の一般の方の参加も大歓迎です。
 お誘い合わせの上多数の皆様のご参加をお待ちしております。』

日時   2013年6月30日(日)
     受付開始午前10時 開会午後1時

会場   さいたま文学館・一階文学ホール
     桶川市若宮1-5-9 電話048-789-1515
     JR高崎線桶川駅西口下車徒歩5分

会費   千円(当日受付)

講演   金子兜太先生(海程主催・現代俳句協会名誉会長)

主催   埼玉県現代俳句協会

後援・協賛 埼玉県・埼玉県教育委員会・埼玉県文化団体連合会
      桶川市・桶川市教育委員会・桶川市文化団体連合会
      桶川市俳句連盟・さいたま文学館・埼玉県俳句連盟

席題    2句(10時発表/11時30分投句締切)

表彰   一句高点制(同一人入賞の場合は上位のみ顕彰)
     「現代俳句」「埼玉県現代俳句協会報」に入選作掲載予定

お問合せ  埼玉県現代俳句協会

花菖蒲






2013.06.18 Tuesday 21:31

山崎十生です

 6月14日(金) ホテルグランドパレス二階ダイヤモンドルームにて、第47回蛇笏賞・迢空賞の贈呈式・祝賀会に行ってきました。俳句部門の蛇笏賞の受賞者は、文挟夫佐江氏の句集「白駒」でした。大正3年1月生まれですから99歳という最高齢者の受賞です。当日はお嬢様の介添えを得て授賞式に参加されました。選考委員を代表して金子兜太氏の弁がありました。兜太節を発揮しての選考経過がなされました。本年からは、ノミネート作品を5句集に絞っての選考となった様です。
迢空賞の方は、昭和34年生まれの米川千嘉子氏の歌集「あやはべる」となりました。現代の歌人としての受賞の言葉も理路整然として快いものでした。
地下鉄のホームでは小澤實氏と出会い会場にスムースに入ることが出来ました。

たんぼ






2013.06.14 Friday 11:57

紫さいたま句会

 「紫」の二つある本部例会のうちのひとつ。 
毎月第二土曜日、浦和コミュニティセンター 
(JR浦和駅東口徒歩二分・浦和パルコ10階)で
午後1時から4時30分に開催しています。
各自自由題で3句出句・8句選。会費1,000円。
7月は彩の国ベガ俳句大会(7月15日)のため休会。
次回は8月10日(土)の予定です。


山崎十生主宰選

天 経(たて)糸と緯(よこ)糸鬩ぎ合ふ縞絽   智恵
地 何もかも透きとほらせる緑雨かな       智恵
人 五月闇おもひもよらぬ猫になる        のぼる


鈴木紀子副主宰選

天 紫陽花や深いところで飢えてゐる    寿賀子
地 くちなはの無抵抗なる女子高校     加津子


若林波留美副主宰選

天 人はとうに忘れた速度蝸牛       紀子
地 雨垂れが鯰になりて以後不明      弘恵



          (さいたま句会 2013.6.8)

葉っぱ








2013.06.11 Tuesday 23:48

「紫」2013年6月号・2

  同人・会員作品抄            山崎十生・選


日本語と国語の違ひすみれぐさ      若林波留美

さくら狩伸び縮みする温湿布       鈴木紀子

降り懸かるものこそ支へなる雛      依田壽子

くるぶしの破顔一笑なる春泥       新井富江

滝桜あの日はきょうに続いてる      小林邦子

形状記憶二時四十六分のシャツ      細井美人

出る杭は打たれるものよ春の雷      松井寿恵

寸言がいつも励みに犬ふぐり       大平寿江

座に直る本堂の梁冴返る         かみのみずほ

奪衣婆の疲れましたと陽炎へる      小林多美子

いつ咲くの皆に聞かれる桜かな      田邊則子

そこのとこ苦手なわたし雛の眼      村木友光

鳥帰る切に生きよと声発す        一井千恵子

流氷の解け合ふ角に夕日落つ       森田重子



(「紫」2013年6月号・NO.829号より)


sakura









2013.06.07 Friday 10:41

紫川口句会

  「紫」の二つある本部例会のうちのひとつ。 
毎月第一日曜日、川口市立西公民館(JR川口駅西口・徒歩5分)で
午後1時から4時30分に開催しています。
各自自由題で3句出句・8句選。会費1,000円。
(次回予定は7月7日です。)


山崎十生主宰選

天 くりかえすことが日常土用波       純子
地 いつも地に足のついてる蟻の列      邦子
人 お互いに水物として独活の花       壽子


鈴木紀子副主宰選

天 蝸牛アダムのリンゴ見当らない     世紀子
地 しゃぼん玉たまには角を出してみる   のぼる


若林波留美副主宰選

天 梅雨満月かごめかごめの唄怖い     紀子
地 風鈴となりたる鉄や母恋し       則子


              (川口句会 2013.6.2)



シギタツサワ











2013.06.04 Tuesday 23:31

「紫」2013年6月号・1

龍門集より


定規には好きな人の名つばめ来る       山崎十生
人間も瓦礫に如かず春浅し
蘖の水平線のその上に

背骨には目刺しを据ゑむ日本地図         若林波留美
反撃の宇宙洪荒春寒し
  
三・一一指より抜ける芹の水          鈴木紀子
脈搏は大地にもある春霞

花のちる銀河空間こそ涅槃          渡辺まさる

真白な雲は嬉しい空の青           関口晃代

何を考えていた雪に深い足跡         六車淳子

砂浜に足跡無数かぎろへり          森壽賀子


(「紫」2013年6月号・NO.829号より)


ひこばえ







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