2013.09.27 Friday 09:55

句会のご案内

2013年10月の句会予定



10月1日(火)   すみれ会*
           午後1時 さいたま市立仲本公民館

          万年青の会
          午後1時30分 川口市立前川南公民館 


10月2日(水)   貴船菊の会* 
          午前9時 秩父市立芸術文化会館

          さつき会*
          午後1時 秩父市芸術文化会館

10月3日(木)    さくら草句会*
          午後1時 さいたま市立仲本公民館

10月5日(土)    土曜句会* 
         午前9時 森林公園吟行
      
         窓の会
         午後1時 さいたま市立田島公民館(自主句会)

10月6日(日)    紫川口句会* (紫本部例会)
         午後1時 川口市立西公民館


10月10日(木)      をまぎ句会*
           午後1時 さいたま市立尾間木公民館

10月13日(日)  紫さいたま句会* (紫本部例会)曜日注意

10月16日(水)     句楽会*
          午後1時 川口市立西公民館
         
10月8日(火)    new! 俳句を楽しむ会*
          午前10時 川口市立西公民館

10月16日(水)    牧の会
          午後1時 さいたま市立尾間木公民館

           紫苑の会 
           午後1時30分 越谷市立大袋北交流館
       
10月19日(土)    ミューズ*
           午後1時 川口市立栄町公民館

           めぶき句会
           午後1時 さいたま市立桜木公民館

10月23日(水)    月光の会*
           午前9時 川口リリア11階

10月24日(木)    句遊会
           午後1時30分 さいたま市立善前公民館

10月27日(日)      むらさき西句会*
           午前9時 川口市立西公民館

          東京むらさきの会
          午後1時 御徒町2丁目会館 
                         
10月28日(日)   虹の会
           午後1時 越谷市立北越谷公民館

その他       紫通信句会*     
          10月10日(木)締切     作品5句(郵送) 

          


*のついている句会の指導者は山崎十生主宰です
 「東京むらさき」以外の句会場はすべて埼玉県内です



お問合せ 紫の会



ねこじゃらし







2013.09.24 Tuesday 10:46

現代俳句協会 新人賞・評論賞・協会年度作品賞

平成25年度の現代俳句協会 新人賞・評論賞・協会年度作品賞の受賞が出揃いました。
受賞作は以下の通りです。

近 恵  「ためらい」
 灯涼し足先に草ふれている
 青葉ざわめくノートに何か書きかけて
 滴りの音の溜まってゆく身体 ・・・

山田征司 「渡辺白泉私論『支那事変群作』を巡って」

大竹昭子 「残像」
 雑踏の中のさみしき素足かな
 青梅雨の青に染まりし首の冷え
 蛇の残像裏口を開けるたび ・・・

新人賞と評論賞は協会員以外でも応募できます。
来年はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。


シルエット







2013.09.20 Friday 15:43

紫さいたま句会

 「紫」の二つある本部例会のうちのひとつ。 
毎月第二土曜日、浦和コミュニティセンター 
(JR浦和駅東口徒歩二分・浦和パルコ10階)で
午後1時から4時30分に開催しています。
各自自由題で3句出句・8句選。会費1,000円。
次回句会は10月13日(日)の予定です。


山崎十生主宰選

天 秋高し大人になったらしたいこと    加津子
地 秋天を引っ張って歩きけり       加津子
人 秋暑し何か終わってなにか始まる    淳子


鈴木紀子副主宰選

天 特別と言われた日から月になる     加津子
地 松の廊下渡りきったるてんとむし    治子





          (さいたま句会 2013.9.14)


秋空
















2013.09.17 Tuesday 15:49

山崎十生です

 「私の選句」

 私自身が、選句に当たって最重視しているのは、事実であることが最優先なのではなく、他者の心を動かすことが出来ているか否かである。要は、たとえ、事実であっても、心を動かさない作品は、記録としては有効でも、作品としてはなんの価値もないということである。日常な瑣末な出来事を捉えて作品にすることを否定している訳ではない。そこに、詩的昇華がなされていれば異論はない。しかし、あまりにも事実に拘泥していると、単なる日記的な記録に陥りがちになってしまう。
 それでは、日記的な記録を超克するためには、どのような方法でもって処理をすればよいのであろうか。ありのままに素直に表現することも大切だが、忘れてならないのは、第三者を納得させることである。例えば、料理人が自分自身が、美味しくないものをお客に提供しても、お客は喜んではくれないであろう。私は、「老」とか「孫」などが一句に読み込まれていた場合、殆ど選ぶことはない。生老病死は、人間の根源的なテーマには違いないが、それがダイレクトに文字で作品化されたのでは、それらの言葉は、足を引っ張るばかりで記録化を促進するばかりである。生老病死をテーマとして扱うのには何の異論もない。極力、直裁的な言葉は排して、作品の背後に秘めておくことが肝要である。読み手は、その背後にあるものを、あらゆる想像力を駆使して鑑賞する楽しみを望んでいるのである。


(「紫」NO.832より転載)

滴り





2013.09.13 Friday 16:03

埼玉県現代俳句協会 吟行会案内

埼玉県現代俳句協会では次の要領で吟行会を行います。
今回は金子兜太のふるさと、秩父郡皆野町での開催です。
吟行地もバラエティに富んでいます。
秋の一日、普段とはひと味違った環境で句を読んでみてはいかがですか?
どなたでも参加できます。

埼玉県現代俳句協会主催  第11回吟行会

日時 平成25年10月14日(月・体育の日)

会場 皆野町文化会館 3階会議室A
   (秩父郡皆野町大字皆野1423番地
    電話0494-62-4563)

受付 10時〜12時

出句 属目2句 出句締切12時

会費 1千円(当日徴収)

選者 顧問・会長・副会長・事務局長・各ブロック長

表彰 埼玉県現代俳句協会会長賞 以下20位まで

吟行地 皆野町内「円福寺」(秩父七福神・大黒天、平重能の墓、平将平の墓、兜太句碑)
        「椋神社」「ヤマブ味噌工場」(金子伊昔紅・兜太句碑)
        「円明寺」(秩父音頭発祥の地、伊昔紅・兜太句碑)
        「大塚古墳」「美の山」「札所34番水潜寺」など
    長瀞町内「宝登山神社」「長瀞岩畳」「七草寺霊場」など

*当日は随時吟行 各自時間内に受付出句を済ませてください


宝登山神社




2013.09.10 Tuesday 09:51

「紫」2013年9月号・2

  同人・会員作品抄            山崎十生・選


天守閣隠してゐたる蟻の塔        新井富江

せせらぎを品書きとして夏料理      岩切雅人

マネキンが唖然としたる水着かな     小笠原慶子

水芭蕉知覚過敏となっている       喜田礼以子

樫若葉今年見納めでもしかし       相馬なぎさ

戦争を知らない大人燕子花        鳥海美智子

杜若武蔵国の高き塔           森 元繁

青葉風ほかになんにもほしくない     安倍有子

葉桜や静寂たちのにぎやかさ       かみのみずほ

五月闇おもひもよらぬ猫になる      田中のぼる

人生の扉は一度水中花          福島ときみ

夏の夜の清水焼のうらおもて       森田むつみ

もう一度挑戦しよう雲の峰        大木恵子

老鶯のこゑを力に沢つたふ        小林弘恵



(「紫」2013年9月号・NO.832号より)

シャガ
















2013.09.06 Friday 09:52

紫川口句会

  「紫」の二つある本部例会のうちのひとつ。 
毎月第一日曜日、川口市立西公民館(JR川口駅西口・徒歩5分)で
午後1時から4時30分に開催しています。
各自自由題で3句出句・8句選。会費1,000円。
(次回予定は10月6日です。)


山崎十生主宰選

天 月光のあと半畳のところまで       洋子
地 水を撒きふたりの仲を取り戻す      純子
人 無一物みがきぬかれし露の玉       寿賀子


鈴木紀子副主宰選

天 白桃や無口になるほどよく匂ふ      みずほ
地 萩の原靜に壊れゆく時間         かほる


若林波留美副主宰選

天 父を思ひて蓑虫のままでゐる       寿賀子
地 一葉落つ聞こえぬ事の見えはじむ     みずほ


              (川口句会 2013.9.1)



アスパラの実











2013.09.03 Tuesday 09:44

「紫」2013年9月号・1

龍門集より


あめんぼう雨の波紋の中に入る         山崎十生
真清水の鍛へ抜かれし曲がりかな
新緑でしっかり禊ぎしたる鯉

助動詞は五指の静脈蕗香る              若林波留美
山祀り海を祀れり薫風裡

梅雨入りや羽たたむもの展くもの          鈴木紀子
ハミングのときに洩れくる蝉の穴 

おほいなるあをあらはれて梅雨あけぬ      渡辺まさる

活断層なんて知らない草萌える         関口晃代

雑念や登り坂なら声を出す            六車淳子

絶対にふり向かせたい水を打つ          森壽賀子


(「紫」2013年9月号・NO.832号より)


葉っぱに露











<<new | 1 / 1pages | old>>
 
CALENDAR
NEW ENTRY
ARCHIVES
CATEGORY
COMMENT
PROFILE
MOBILE
LINK
RECOMMEND
SEARCH
OTHER

(C) 2024 ブログ JUGEM Some Rights Reserved.